食品による、被害を最小限に抑えるために「食品のリスク分析」というものがあります。
具体的に、「食品のリスク分析」は以下の3つになります。
・リスク評価
・リスク管理
・リスクコミュニケーション
では、この3つをさらに詳しく紹介します。
・リスク管理
・リスクコミュニケーション
リスク評価
リスク評価とは、危害要因(ハザード)によって、生じる健康への悪影響を科学的に調べることです。
例えば、」遺伝子組み換え食品を食べると、人間の体はどんな悪影響があるのか」を、科学的に調べるのです。
リスク評価は、内閣府の食品安全委員会が担当します。
(安全委員会は7名の委員からなります。その下に専門調査会が設置)
リスク管理
リスク管理とは、リスク評価によって明確になった問題点を「把握・実施」していくことを管理することです。
厚生労働省・農林水産省をはじめとした行政機関の担当になります。
リスクコミュニケーション
リスクコミュニケーションとは、食のリスクに関わる消費者・事業者・関係者が、リスクについて意見を互いに交換すること。