過去に、公害となった有害物質

工業地帯

PCB(ポリ塩化ビフェニル)

1968年カミネ油症事件の原因物質です。
カミネ油症事件とは、脱臭工程で油を加熱する際の熱媒体に使用されたPCB(ポリ塩化ビフェニル)が、小さな穴から漏れ出て、米ぬか油に混入し、人体へ悪影響を及ぼした事件です。
症状は発疹・頭痛・四肢のしびれなど

ダイオキシン

ダイオキシンとは、塩素を含む有機化合物です。
廃棄物の焼却に際して発生していると考えられています。
環境・食物などから体内に入り、肝臓・脂肪組織に蓄積します。
症状は体重減少・肝臓障害・免疫力低下など。

水銀

1965年新潟県阿賀野川流域で起きた水俣病の原因物質です。
付近の工場排水のメチル水銀が魚介類を汚染しました。
汚染された魚介類を摂取した人たちが、四肢のしびれ・歩行障害・言語障害などの症状を引き起こし問題となりました。

ヒ素

1955年関西地区を中心に調製粉乳(粉ミルク)による中毒事件の原因物質がヒ素です。
粉ミルクの安定剤として添加されたリン酸化水素ナトリウムの不純物としてヒ素が混入したものです。
症状としては、下痢・発熱・肝障害などを引き起こしました。

カドミウム

1960年、富山県神通川流域で発生したイタイイタイ病の原因物質がカドミウムです。
工場廃液のカドミウムが飲料水・農作物を汚染し、人体に摂取されました。
症状として、腎臓障害・骨軟化症・歩行障害の症状を起こしました。

アフラトキシン

アフラトキシンとは、カビ毒です。
1960年イギリスで七面鳥の飼料がこのカビ毒に汚染されました。結果、10万羽以上の七面鳥が死亡しました。