肥満の定義と栄養療法

肥満
肥満の定義は、ただ単に太っているというだけではありません。
体格指数BMIを使用します。

【BMI=体重(kg)÷身長(m)の2乗 】
BMIが22のときに最も病気になりにくかったことから、BMI22を理想体重と定義しています。

肥満の判定

[table “39” not found /]
肥満を引き起こす病気
肥満、食べ過ぎだけが原因ではありません。
病気から起こる場合もあります。
過食・運動不足から起こる肥満を「単純性肥満」
薬剤・内分泌疾患・遺伝から起こる肥満を「症候性肥満」と言います。

  • 内分泌疾患(クッシング症候群・甲状腺機能低下症・偽性副甲状腺機能低下症・インスリノーマ・性腺機能低下症・間脳腫瘍)
  • 遺伝疾患(Bardet-biedl症候群・Prader-Willi症候群)
  • 薬剤(副腎皮質ホルモン(ステロイド))

さらなる肥満の分類

肥満は、さらに内臓脂肪型肥満・皮下脂肪型肥満にわけることができます。
BMI25以上で、かつウエストが男性で85cm以上、女性で90cm以上は内臓脂肪型肥満の疑いがあります。
100cm以上だと、皮下脂肪型肥満と断定されます。
原因は、遺伝・加齢・ホルモン・食事・運動・生活環境などが言われています。
さらに脂肪細胞から分泌されるアディポサイトカインが、生活習慣病に深く関わると考えられていて、動脈硬化のリスクと言われています。

肥満を治す食事療法について

  • 栄養バランスのとれたエネルギー制限食が理想です。
  • 減量中は、本人が記録を行うほうがいいでしょう。なぜなら成果を実感すると継続しやすいからです。
  • 食事内容は、(量・偏食・感触・飲み物)をしっかりと把握します。
  • 血液検査については、血圧・血糖値・コレステロール値・中性脂肪(TG)尿酸(UA)などをチェックします。
  • 脂肪肝の疑いがあれば(AST・ALT・γ-GT)も確認したほうがいいでしょう。

栄養基準

  • 超低エネルギー食600kcal/日
  • タンパク質1.2~1.5g/kg
  • 食物繊維・ビタミン・ミネラルはなるべく多めに摂取
  • 油類は控えめにして、野菜・海藻類を多く使用します。
  • 分量が少ないので、栄養バランス不足には注意が必要です。