もくじ
グルコースの代謝
- 小腸から吸収されたグルコースの一部は、肝臓でグリコーゲンに合成され、貯蔵されます。
- そうでない多くは、血液中に入り血糖になります。
- 血糖は、体の各細胞に運ばれて、エネルギーとなります
- 小腸からフルクトース・ガラクトースとして吸収されたものも、肝臓にとりこまれグルコースになります。
糖質の代謝は2種類
1,嫌気的エネルギー代謝(酸素を必要としない)(解糖系によって行われる)
2,好気的エネルギー代謝(酸素を必要とする)(解糖系・TCA回路・電子伝達系によって)
生じたエネルギーは「ATP」の形で蓄えられる
2,好気的エネルギー代謝(酸素を必要とする)(解糖系・TCA回路・電子伝達系によって)
生じたエネルギーは「ATP」の形で蓄えられる
解糖系の詳細
- グルコースがリン酸化されてピルビン酸もしくは、乳酸まで分解される過程を解糖系といいます。
- 解糖系は、細胞質で行われます。
TCA 回路の詳細
- 解糖系で生じたピルビン酸は、細胞質からミトコンドリアのマトリクスに入って、TCA回路の基質となります。
- ピルビン酸は、最終的にアセチルCoaとなります
- 解糖系とTCA回路は、不可逆反応です。
- アセチルCoAは、クエン酸となります。
- 最終的にATPというエネルギーが生まれます。
電子伝達系の詳細
- 電子伝達系は、ミトコンドリア内膜に存在します。
- 最終的に酸素と結合して、水とATPを生じます。
グルコースが重要な細胞・臓器
- 赤血球(グルコースが唯一のエネルギー)
- 脳・中枢神経
- 腎臓
- 筋肉