糖尿病は、インスリン作用の不足により高血糖状態が続くこと。
そのため、代謝異常を伴う疾患群。
遺伝因子と環境因子があり
さらに感染・肥満・運動不足が加わって発症
多飲・多尿・体重減少を特徴とします。
もくじ
1型糖尿病
- 若年性糖尿病とも呼ばれる
- インスリン投与以外治療法がない
- インスリン依存性糖尿病とも呼ばれる
2型糖尿病
- 暴飲暴食・過食・肥満・高脂血症などが原因で、インスリンの分泌が減った状態
- 糖尿病の90%以上が2型
- 食事・運動療法・生活習慣の改善に寄って、回復が認められる
- 必ずしもインスリン投与が必要でないので、インスリン非依存型糖尿病と呼ばれる
高血糖の注意
高血糖になると、尿糖排出・浸透圧性利尿・脱水になる
高血糖が長期持続すると、血管の変性や血管の狭窄になり、結果として網膜症・腎症・末梢神経障害・心筋梗塞・脳梗塞などのリスクが上がる。
診断に関係する臨床検査
血糖値
基準値70~109mg/dl
血液内の糖分の多さで判断
尿糖
血糖値が170~180mg/dlをこえると、尿細管で等を再吸収できなくなって、尿に糖が交じる
ヘモグロビンA1c
基準値4.5~5.8%
過去1~2ヶ月の間に血糖値がどれくらいだったのかわかる検査
ブドウ糖負荷試験
基準値 2時間語血糖値が140mg/dl未満
空腹時に75gのブドウ糖を飲んで、その後血液検査をする
その他
フルクトサミン・グリコアルブミン・ケトン体