白いんげん豆ダイエットによる食中毒事件の真相

吐き気
平成18年5月6日
白いんげん豆を利用したダイエット法が、某テレビ番組にて紹介された。

しかし、結果は、、、

強烈な腹痛・嘔吐・下痢を訴え、病院にかかった人は1500人以上
うち100人が救急車にて搬送されるという、事件が起こりました。
この事件の真相をもう少し詳しくご紹介しましょう。

どのようにダイエット効果があるのか?

白いんげん豆に含まれるフォセオラミンという成分に秘密があります。
つまり白いんげん豆を食べると、フォセオラミンが糖質の吸収を抑えて、太りにくいつまりダイエット効果があるということです。

※実際に精製されたフォセオラミンは、糖尿病向けの健康食品として米国では販売されています。

どうして、食中毒が起こったのか?

実は、白いんげん豆には、人体に有害な物質があるのです。
それは、白いんげん豆をで食べると、レクチンという成分が食中毒を引き起こすというもの。

もちろん、加熱すればレクチンは、なくなるので食中毒は起こしません。
しかし、加熱するとフォセオラミンがなくなるので、ダイエット効果まで失うのです。

そこで、テレビ番組はこのように考えました。
中途半端に熱すると、レクチン(食中毒)はなくなり、フォセオラミン(ダイエット)は残る。と、、、。

そして、実際に報道された方法がこちら

白いんげん豆をフライパンで3分煎る
これを、食べるとダイエット効果がある。

その結果、、、1500人以上もの食中毒者を出してしまったのです。

みなさんに知っておいてほしいこと

もちろん、このテレビ番組も、各自で番組スタッフで実験しており、もちろん食中毒は起こりませんでした。
しかし、それは数名の実験でしかありません。
我が国、日本では薬が承認されるのに、10年以上の年月と莫大な労力をかけます。
これに比べて、健康食品の効果の実験など、実験とはいえないものばかりです。
なので、健康食品を安易に信用してしまうと、時に、危険が生じることもあるということを知っておいてください。