「ある物質が毒物であるか無いかは、単にその量によって決まる」
これは、毒性学の分野で言われている言葉です。
これを私達の身近なもので考えるとしましょう。
例えば、毎日のように口にしている塩でさえも、量を超えてしまうと毒性が出てくるのです。
ということはつまり、たとえ食品であったとしても、「いくら食べても大丈夫」とは言い切れないわけです。
実際にこんな実験があります。
人間の体内で産生されるクエン酸。
もちろん、体内で産生されるくらいなので、人体には無害だと考えがちです。
しかし、マウスに4gものクエン酸を投与するとどうなるか、、。
死んでしまうのです。
もちろん、体内で産生されるくらいなので、人体には無害だと考えがちです。
しかし、マウスに4gものクエン酸を投与するとどうなるか、、。
死んでしまうのです。
健康食品やサプリは特に注意が必要!
とくに、サプリや錠剤などによって、抽出・濃縮されたものは、注意すべきです。
なぜなら、食品として食べる場合、ほとんどの場合食べすぎてしまうことはありません。
というのも、お腹がいっぱいになって、食べられないからです。
ところが、サプリ・錠剤というのは、たくさん摂取することが可能です。
たとえ、1日の用法用量を守っていたとしても、他の食事と合わさると、必要以上の栄養成分が出てくる可能性があります。
それによって、過剰症(過剰にとりすぎることによって病気がでる)になる場合もあるので注意してください。