下痢は、便が80%以上の水分を含んでいる状態です。
急性期と慢性期があります。
下痢の原因として
- 浸透圧性下痢
- 炎症性腸疾患
- 滲出性下痢
- 分泌性下痢
- 腸管運動亢進性下痢
- 消化不良による下痢
- 経腸栄養剤を使用した際の下痢
などがあります。
下痢の栄養療法
- 腸の安静と水分補給
- エネルギー30~35kcal/kg
- タンパク質1.0~1.2g/kg
- 急性の下痢は絶食する
- 症状が軽減するにつれて柔らかいものから摂取
- 脱水にならないように、水分補給をしっかりと。
- 消化不良がある場合は、消化が悪い海藻類・きのこ類などを避ける
- 水溶性食物繊維は、下痢の症状を和らげる(サプリもあり)