エネルギー・タンパク質欠乏症について・および栄養療法

点滴

エネルギーの栄養不良の状態をマラスムスといいます。
マラスムスは、免疫能が低下している状態です。
原因として、食事摂取量の現象・消化吸収能の低下・代謝亢進などさまざまです。
マラスムスは、骨格筋と体脂肪量の減少に伴い体重減少しますが、Alb値は正常範囲で浮腫はみられません。
タンパク質の栄養不良の状態をクワシオルコルと言います。
クワシオルコルの原因は、低栄養状態の人に対して、糖質を負荷した場合・感染症・手術などによって代謝が亢進した場合に生じます。
免疫能が著しく低下して、総リンパ球数が減少。予後不良です。
Albの低下によって浮腫が生じます。

栄養療法

  • ビタミン・ミネラルを十分に補給
  • 500kcal程度から徐々に増やしていく
  • 経口栄養補給が望ましいですが、難しい場合は、経腸栄養剤などの強制栄養を行います。
  • 極度の低栄養の患者に対して、急激な栄養補給を行うとRefeeding症候群を起こします。
  • Refeeding症候群とは、低リン血症・低カリウム血症・低マグネシウム血症・ビタミン欠乏などから重篤な状態になること